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パリ・モーターショーは、秋を彩る“エコカー五輪” (1/2ページ)
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【パリ=田端素央】2日開幕した世界最大級の自動車見本市「パリ国際モーターショー」。世界の各メーカーは相次いで新型車や試作車を発表し、なかでも特に力を入れているのはやはり環境対応車だった。ハイブリッド車や電気自動車、低公害ディーゼル車、超小型車…。会場のあちらこちらに各社が未来を託すクルマが並ぶ。パリの秋を舞台にした“エコカー五輪”ともいえそうだ。
「来年、再来年にかけてハイブリッド車は欧州を席巻する」
ホンダの福井威夫(たけお)社長は、自社ブースに詰めかけた来場者を前にこうぶち上げた。この日パリで初公開したのは来春、日米欧で市場投入する予定の新型ハイブリッド専用車「インサイト」の試作モデルだ。ハイブリッド車の主導権争いでは「プリウス」を擁するトヨタ自動車に出遅れた格好となったホンダだが、新インサイトで巻き返しを狙う。
プリウスに勝つには価格戦略が最も重要となる。福井社長は、「200万円くらいにしたい」とコストを削減し競争力のある価格実現を目指す。インサイトの評判は「(計画の)年産20万台で足りるかどうか不安なくらいだ」と語り、発売前にもかかわらず早くも増産を検討するほどだ。
「ゼロエミッションカー(無公害車)でトップになる」。こんな目標を掲げるのは日産自動車のカルロス・ゴーン社長。今回のパリにはその思いを体現したコンセプトカーを出してきた。全長3メートル、3人乗りの「超小型車」電気自動車(EV)「ニューヴ」だ。優れた環境性能に加えて、都市部での運転のしやすさに配慮したクルマという。
ハイブリッドやEVは日本メーカーの専売特許ではない。ルノーやPSAプジョーシトロエンといった地元・仏メーカーもこうしたクルマのコンセプトカーで自社の技術をアピールしている。














