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【「松下」を超えて】(4)社長の自信 (1/3ページ)
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「今度、白物家電で参入します。よろしく」
9月初旬、ドイツ・ベルリンで開かれた家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス展」。パナソニック社長、大坪文雄はボッシュ、シーメンスなど現地メーカーのブースを回った。
社名変更に伴って、ナショナルブランドだった白物家電製品は、パナソニックとして世界にデビューする。欧州では来年春までに販売を始めるだけに、大坪なりの“宣戦布告”であった。
相手も経営トップが出迎え、「歓迎だ。がんばってくれ」。余裕の表情で懐の深さをみせたが、大坪は展示製品のチェックに余念がなかった。
国内においてナショナルの冷蔵庫や洗濯機は静音、節水で強みを持つ。回転数の変更といったデジタル家電で培った技術を応用した洗濯機など、欧州製品には見あたらない
「あれなら勝てる」
見本市を後にしながら、大坪は自信を深めた。
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5年前、海外で社名とブランドをパナソニックに統一しているだけに、海外での販売強化の効果は「限定的ではないか」(ソニー幹部)との声が少なくない。

