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日中貿易に変調 20年上期、輸出入数量が初めて減少 (1/2ページ)

2008.9.9 19:47
このニュースのトピックス労働・雇用

 日中貿易に“変調”の兆しが広がっている。輸出入の金額では米国を上回る最大の貿易相手国となった中国だが、数量ベースでみると、平成20年上期に輸出入ともに、この10年で初めて減少に転じた。中国からの輸入減少は、安い製品を供給する「世界の工場」としての中国の地位が揺らいできたことが原因だ。日本からの輸出減少は、拡大成長を続けてきた中国経済の減速の表れとみられ、日本企業の中国戦略に大きな影響を及ぼすのは必至だ。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が、財務省貿易統計を基に品目ごとの金額や価格から貿易量を算出し分かった。

 それによると、平成12年を「100」とした指数で20年上期の中国からの輸入数量は「178・6」となり、19年の「192・9」から14・3ポイント減少。中国への輸出数量は「250・7」と、19年の「283・7」から30ポイントも減った。

 輸出入が数量がマイナスに転じるのは、ジェトロが統計を分析した平成10年以降では初めて。

 ただ、金額でみると、20年上期の日中の輸出入を合わせた貿易総額は前年同期比3%増の約13兆7434億円で、米国の11兆6967億円を上回る日本にとって最大の貿易相手国となっている。

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