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2大ブランドが共同出店 ヴィトン&コムデギャルソン
このニュースのトピックス:流通業界
仏高級ブランドのルイ・ヴィトンは4日、日本進出30周年を記念し、高級衣料品ブランドのコムデギャルソンとの初の共同店舗「ルイ・ヴィトン アット コムデギャルソン」を東京・青山に開店した。出店は12月14日までの期間限定だが、消費者の関心を集めることで需要を喚起する。高級ブランド同士の共同出店は異例の試みだ。
共同店舗ではルイ・ヴィトンの商品のほか、両社で初めて共同制作した新作バッグを販売する。共同店舗のデザインはコムデギャルソンの創立者、川久保玲氏が担当した。この日は正午にオープンしたが、女性店員は「順調にお客さんが訪れている」と満足そうな表情を浮かべた。
ルイ・ヴィトンは昭和53年に日本に進出して以来、店舗網を拡大してきた。ただ、最近の消費不振の波は高級ブランドにも及んでおり、国内景気にブレーキがかかり始めた昨年末から欧州ブランドを中心に不振が続いている。食品などの相次ぐ値上げで消費者は生活防衛意識を強めており、「若い人を中心にブランド品の購入を控えている」(三越)という。
こうした変化を受けて、百貨店も販売戦略を転換し始めた。伊勢丹が流行に敏感な若者を取り込もうと、3日に新宿本店地下2階に割安な衣料品をそろえた売り場を新設したように、百貨店各社はブランド重視から顧客重視に販売戦略を切り替えている。
高級ブランドとはいえ、消費者の購買意欲を誘うような販売戦略が不可欠となっており、電通総研の四元(よつもと)正弘・消費の未来研究部長は「消費者の変化に合わせた新しい取り組みを積極的に展開する必要がある」と話している。
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