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梅田北ヤード再開発計画に1年半の遅れ 大阪駅北の活性化に影響も (1/2ページ)

2008.8.28 23:26
このニュースのトピックス郵便・運輸

 JR大阪駅北側の梅田北ヤード(梅田貨物駅跡地)再開発事業(約24ヘクタール)について、三菱地所を中心とする12社の企業連合は28日、知の創造拠点「ナレッジ・キャピタル」を目玉とする先行開発区域(約7ヘクタール)の工事日程を発表した。

 ナレッジ・キャピタルの入居企業の再編成や周囲の病院などに配慮して夜間工事を減らすことにより、着工が平成21年下期にずれ込み、まち開きが当初見込んでいた23年春から約1年半遅れの24年秋ごろになる見通し。現在進められている2期開発ビジョンづくりが、当初より1年遅れていることも背景にあるとみられる。

 計画では、高さ約180〜130メートルの高層ビル4棟を建設。延べ床面積は48万平方メートルで、オフィスや商業施設、分譲住宅、ホテルなどの進出を見込んでいるが、景気が後退局面に入っている中で、オフィスの需要は先細っている。

 三鬼商事大阪支店の調査では、大阪市内のオフィスの空室率は7月末時点で5・71%で、昨年11月末から9カ月連続で上昇。「景気の回復が遅れる場合、超一等地の物件であっても強気の価格設定がしにくくなるのではないか」(不動産業界関係者)との声も出ている。建設用資材のさらなる高騰も懸念材料だ。

 大阪・梅田では現在、複数の再開発計画が進んでおり、過当競争を心配する声もある。JR西日本が23年春に完成予定で、北ヤードに面する大阪駅北側で高さ150メートルの高層オフィスを含む複合ビルを建設し、核テナントとして「ジェイアール大阪三越伊勢丹(仮称)」が入居する。さらに、同時期の完成を目指して同駅南側のアクティ大阪に隣接して地上15階建てのビルも増築しており、大丸梅田店が増床出店する。

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