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大京、EVに非常用ケースを標準装備

2008.8.28 01:10
このニュースのトピックス景気

 マンション大手の大京(本社・東京)は27日、9月以降に着工する新築マンションのエレベーターに、地震などで閉じこめられた際の非常用備蓄ケースを標準装備する方針を明らかにした。来年8月末までの1年間に新規着工する計60〜70棟へ設置。標準装備は新築分譲マンションで初めてとみられる。マンション市況が悪化するなか「安全」「安心」という付加価値を高めて他社物件に対する優位性をアピールする。

 標準装備するのは、コクヨグループのコクヨS&Tが提供する「エレベーター用防災キャビネット」。三角柱の形状で高さ110センチ。幅は28センチ、奥行きは14センチ。震度7程度でもはがれない専用粘着パッドでエレベーターの片隅に張り付け、立てかけておく。

 ケース内部には、携帯電話の充電ができる多機能ラジオライトや飲料水、ビスケット状の食べ物、救難信号として使えるホイッスルなど計8種類の非常用物資を収納する。本体正面のフタは、透明カバーをはずしてボタンを押せば開く。いったん開けると、特別なカギを使わないと閉まらないため、イタズラで開けられてもすぐに分かる。

 マンション市況が、景気の先行き不安や販売価格の高騰などで厳しさを増すなか、大京は非常用備蓄ケースの標準装備を目玉のひとつにしていく考え。新築マンションのほか、グループ会社の管理会社・大京アステージで管理する大京や他社の既存物件約6500棟に対しても売り込みを進める。

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