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【ドラマ・企業攻防】新ケータイ三国志(下)“薄氷”踏む快進撃 成長と「安心感」両立が課題 (1/4ページ)
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デザイン性に優れた携帯電話端末、割安感のある料金体系、好感度の高いテレビCM−。“わかりやすさ”で消費者の心をとらえたのがソフトバンクモバイルだ。携帯電話業界で15カ月連続の契約純増数1位を記録し、ライバルのNTTドコモとKDDI(au)を圧倒する快進撃を続ける。だが、急成長の裏側では、電波のつながりやすさや通信速度など消費者の目に見えにくい部分のサービス品質に課題も残る。成長ペースを維持しつつ、信頼性や安心感をどう築き上げるか。ソフトバンクには地道な企業努力も求められる。
「こだわり」で新風
「つまらない、格好悪いといわれ続けた携帯電話がここまで変わった」
ソフトバンクの新端末発表会で、孫正義社長がよく使う“決めゼリフ”だ。前身のボーダフォン時代は端末の評価が低く、ドコモやauにまったく歯が立たなかった。
だが、ソフトバンクが2006年に約1兆7500億円の巨費を投じて買収、参入した後は、孫社長が自ら端末開発を指揮。「私がこだわり抜いた」という商品群はシンプルな薄型デザインや、20色のカラー展開を矢継ぎ早に繰り出し、業界に新風を吹き込んだ。
携帯市場の流れを変えたのは、07年1月に導入した独自の料金体系「ホワイトプラン」だ。月額980円の基本使用料で、ソフトバンク同士の通話は回線が込み合う一定の時間帯を除き無料。「高い」「わかりにくい」という携帯電話の料金体系の概念を一変させることに成功した。






