ニュース: 経済・IT RSS feed
関空ピンチ! 発着年間9000回減へ (2/2ページ)
このニュースのトピックス:橋下府政
日航と全日空の路線見直しは20年度下期ダイヤのため、今年度は発着回数がただちに9000回減るわけではなく、その半分程度にとどまるとみられる。
しかし、21年度からは9000回分すべてが減るため、前年度実績を下回る事業計画の策定を余儀なくされれば、経営問題に発展する可能性もある。
今回、北海道や沖縄、東北などの地方空港と関空を結ぶ路線が大幅な運休・減便を強いられた。
もともと午前中に地方空港を飛び立ち、午後に関空発の国際線に乗り換える需要を見込んでダイヤを組んでいた。このため、地元・関西住民の利用が少なく、搭乗率が伸び悩んでおり、両社は慢性的な赤字を解消するため、関空路線の大幅な見直しに踏み込まざるを得なかった。
半面、大阪都心部からのアクセスが良い大阪空港と地方空港を結ぶ路線はダイヤも充実しており、関西からの需要も多い。
ただ、関西3空港(関西、大阪、神戸)で限られたパイを奪い合う格好となっており、谷垣禎一国交相は今月4日、産経新聞などのインタビューで「非常に悩ましい。(3空港の)役割分担や運用の方法をしっかりやる必要がある」と述べている。
さらに橋下知事が大阪空港の廃止検討にまで言及しており、今後、3空港の運用問題が改めて俎上に上がることになりそうだ。