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関空ピンチ! 発着年間9000回減へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:橋下府政
日本航空は7日、平成20年度中に国内線で16路線、国際線で3路線の計19路線を廃止または減便すると発表した。6日には全日本空輸も国内外線あわせて11路線の減便または廃止を発表。両社の過去最大規模の路線見直しに伴い、関西国際空港の航空機発着回数が、年間9000回程度減少することが分かった。関空会社の業績への影響が懸念されるほか、今年度の目標として掲げている13万7000回(最低13万5000回)の達成はきわめて難しくなった。
日航の見直し対象で最も多いのは関西空港発着の路線。函館線、仙台線など国内5路線とロンドン線の国際1路線を廃止し、札幌線など国内3路線を減便する。全日空は1路線を運休し、4路線を減便。両社合わせて1日12便程度の減便が見込まれるという。
関空は13年の米中枢同時テロ、14年のバリ島テロ、15年の新型肺炎(SARS)と、3年連続で航空需要が落ち込む“試練”に見舞われたが、16年度以降は右肩上がりに需要が伸び、19年度の発着回数は過去最高の12万9000回に達した。しかし、燃料価格の高騰で、航空各社が路線を維持できなくなった。
日航は2月末の中期経営計画策定時に1バレル=110ドルと見込んでいたジェット燃料価格が、最高180ドル台まで上昇。今月1日に大阪府庁を訪れた西松遙社長は橋下徹知事に対し、「約2000億円の費用増が見込まれ、単純計算すれば、社員の給料をほぼタダにしなければ間に合わない」と理解を求めた。