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近畿の農産物を翌日に海外へ 関空利用でモデル事業 (1/2ページ)
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近畿のモモやブドウを翌日にアジアの食卓へ−。24時間体制になった関西国際空港(大阪府)の深夜貨物便を活用し、近畿の果物などを収穫翌日に東アジア地域の小売店頭に並べるモデル事業が7日、始まった。和歌山産の白桃5ケース(20キロ)が同日夜、検疫と通関の手続きを受け、翌日未明の便で台湾へ。昼ごろには台北市内の小売店に並ぶ。海外の富裕層の間では、日本の農産物は「安全で品質がよい」と人気といい、関係者は「関空発の新鮮さは大きな売りになる」と期待。撤退や減便が相次ぐ関空にとっても新たな活路となる可能性もある。
モデル事業は関西の産官学で構成する国際物流戦略チーム(本部長=下妻博・関西経済連合会長)の提案で、国土交通省近畿運輸局が大阪税関や神戸植物防疫所、関空会社などと連携して実施。白桃のほか、8日には大阪産の巨峰4ケース(12キロ)が香港に向けて輸出される。
近畿有数のモモの産地として知られる和歌山県紀の川市内の農家で7日、たわわに実ったみずみずしい白桃が収穫された。白桃はすぐにJA紀の里に持ち込まれた。国内ならば、選定を経て翌日、各地の市場でせりにかけられるが、この日向かったのは関空で、午後7時ごろ到着した。