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「第79期棋聖位決定五番勝負」11日開幕≪特集≫ (1/5ページ)
このニュースのトピックス:囲碁・将棋
佐藤康光棋聖(棋王)=(38)=に羽生善治王座・王将(37)が挑戦する産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第79期棋聖位決定五番勝負」は11日、新潟市岩室温泉「高島屋」で行われる第1局から各地を転戦する。6連覇中の佐藤が防衛して大山康晴十五世名人の持つ7連覇に並ぶのか、羽生が8年ぶりに棋聖を奪還して棋聖通算7期とするのか。(藤田昌俊)
■「21回目の対決」互角の勝負
ふたりの対戦成績は佐藤46勝、羽生87勝(5日現在)。タイトル戦では20回戦って、佐藤4勝、羽生16勝。第76期棋聖戦と今春の第33期棋王戦では羽生の挑戦を退けて佐藤が防衛している。対戦成績も昨年からみると、佐藤が8勝7敗と追い上げてきているだけに、現時点での力はほぼ互角ともいえそうだ。
前年度の佐藤は、棋聖を防衛し、竜王戦にも2年連続挑戦、棋王も初防衛した。「NHK杯でも優勝できたから、まぁ満足できる1年でした」
とはいうものの、黒星が集まったのがA級順位戦。6連敗の絶体絶命から年が替わって3連勝で降級は免れた。当の佐藤は「そのときはそのときで考えようと思っていました」と動じなかった。
羽生は前年度の対局数、勝ち数の2部門が全棋士中トップで、将棋大賞の最優秀棋士賞にも選ばれた。また、3年ぶりに名人戦七番勝負にも登場し、目下3勝1敗で、5年ぶりの奪還・十九世名人の資格獲得に王手をかけている。
4月以降も10勝2敗の羽生は「将棋は限りない可能性があります」と話し、ますます将棋の魅力にとりつかれている。




