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【皇室豆知識】「玉座」ってどんなもの? (1/3ページ)

2008.8.7 12:02
このニュースのトピックス皇室
「済寧館」の車寄。階段の奥は玉座につながっている「済寧館」の車寄。階段の奥は玉座につながっている

 皇室の警護や皇居の警備などを担当する皇宮警察本部。そこで活動する警察官は「皇宮護衛官」と呼ばれるが、彼らが「他の都道府県警察本部にはないだろう」とひそかに誇りにしているものがある。それは、皇宮警察の柔剣道場「済寧館(さいねいかん)」にある「玉座」だ。

 玉座とは、天皇陛下がお座りになるための「お席」のことだ。いったいどんな場所なのか確かめるために、皇宮警察本部にお願いして済寧館に入れてもらった。

 皇居内にある鉄筋造りの皇宮警察本部の本部庁舎。そのすぐ隣にある入母屋(いりもや)造りの木造の建物が、「済寧館」だ。

 皇宮警察本部の高寺恒穂・剣道首席師範(55)によると、済寧館は明治天皇の着想で建設が進められ、明治16年10月に赤坂で開館。その後移転と建て替えを重ね、現在の済寧館は3代目となる。竣工(しゅんこう)は昭和8年12月28日。天皇陛下のご誕生は同年12月23日だから、陛下とほぼ同じ時代を歩んできたことになる。

 広さ約653平方メートル。入り口には急な階段があり、「土足厳禁」の文字が。格子状の天井は、中央部分が採光のためガラス張りになっていて、夏ならばかなり遅い時間でも電灯なしで練習ができるという。

このニュースの写真

「済寧館」の車寄。階段の奥は玉座につながっている
玉座について説明する皇宮警察本部の高寺恒穂・剣道首席師範
「済寧館」の玉座の近景。後方には白いついたてが置かれている
「済寧館」にある玉座の遠景。黒い床の左右には階段がある
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