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【皇室ウイークリー】(30)雅子さま、オランダ皇太子との昼食会にご出席 (1/3ページ)
皇太子妃雅子さまは28日、東京タワーにほど近いホテル「ザ・プリンス・パークタワー東京」で、皇太子さまとご一緒に、オランダのウィレム・アレキサンダー皇太子との私的な昼食会に臨まれた。
同ホテルではこの日、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の第10回会合委員会が午前と午後をまたいで開かれた。皇太子さまは名誉総裁としてご出席。アレキサンダー皇太子も議長として出席しており、昼食会はその会議の合間に催された。
皇后さまは今週も、27日に「ご給桑」の作業をされた。
明治以降の歴代皇后は、蚕(カイコ)を育てるご養蚕に熱心に取り組んできた。宮内庁は先日、このご養蚕に関する主な「専門用語」の一覧を宮内記者会に配布したので、それに基づきいくつかの用語を紹介する。
「野蚕(やさん)」は家畜化された「家蚕(かさん)」の対義語で、品種改良されていない蚕をいう。「天蚕(てんさん)」は野蚕の一種で、日本在来の代表的な野蚕。天蚕の繭(まゆ)は緑色だという。
「山つけ」とは、約25粒の天蚕の卵が両面テープで張り付けられた和紙を、クヌギの枝にホチキスでつける作業を指す。
「蟻蚕(ぎさん)」は孵化(ふか)したばかりの蚕のことで、「蚕座(さんざ)」は蚕を飼うためのかごである。「掃立(はきた)て」とは、蟻蚕を蚕座に移し、細かく刻んだ桑の葉を与えて飼育を始めること。移すときに蚕に傷をつけないよう、羽ぼうきを使うため、“掃く”と表現するようだ。また掃立てに際しては、皇后さまは「御養蚕始の儀」という儀式を行われる。
給桑で、大きく育った蚕に枝付きの桑を与えることを、特に「条桑育(じょうそういく)」という別名で呼ぶこともある。27日の皇后さまのご給桑は、これだった。
蚕が繭をつくるかごが「蔟(まぶし)」である。形状はいろいろあるが、小分けになったチョコレートの入れ物のようなものもある。小さなスペースにそれぞれが収まって、一匹ずつ繭をつくるわけだ。また藁(わら)でつくった蔟を、特に「藁蔟」と呼んでいる。成長した蚕を蔟に移すことを「上蔟(じょうぞく)」という。
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