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【パーティー鑑賞】第139回芥川・直木賞贈呈式 (1/4ページ)

2008.8.31 18:07
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壇上で撮影に応じる芥川賞の楊逸さん(右)と直木賞の井上荒野さん(左)壇上で撮影に応じる芥川賞の楊逸さん(右)と直木賞の井上荒野さん(左)

 第139回芥川・直木賞の贈呈式が22日、東京・丸の内の東京会館で行われた。「時が滲(にじ)む朝」で、中国籍の作家としては初めて芥川賞に輝いた楊逸(ヤン・イー)さん、「切羽(きりは)へ」で直木賞を受賞した井上荒野(あれの)さんに、記念品と副賞100万円が手渡された。会場には約1150人が詰めかけて2人を祝福。中国メディアの姿も目立つ国際色あふれる宴になった。

 ■芥川賞選考委員、池澤夏樹氏の話

 楊逸さん、おめでとうございます。

 日本と中国はとても近いように思えますが、中国語と日本語は全く違います。フランス語とアラビア語ほどに違う。それほどの違いを乗り越えて芥川賞をとったというのはすごいことです。

 前作「ワンちゃん」を読んで感心しました。今の日本と中国が巧みに描写されていて、たくさんの人がしっかりと書き分けられていた。今の日本文学にないものがぎっしり詰まっていた。書きたいものがたくさんおありになり、まだまだお書きになるだろう…。そういうことを前回の選評で言ったと思います。

 それから半年で次のものを書いた。それも「ワンちゃん」とは全く違うもので、とても驚きました。

 今回は天安門事件を背景にした今の日本にはない熱さ、熱気をはらんだ話です。もう僕たちは持っていないけれど、かつてはあったなあ、というもの。

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壇上で撮影に応じる芥川賞の楊逸さん(右)と直木賞の井上荒野さん(左)
芥川賞の楊逸さん(右)と直木賞の井上荒野さん
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