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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(172)
北京五輪もなんとか無事に終わりそうで(閉会式までは分からないが)、ま、よかった(ホントです!)。
合併号あけの今週は、『週刊文春』『週刊新潮』(8月28日号)のオリンピック特集にやはり目がいく。
ほとんどが、どこかで既に読んだり、聞いたりした話ばっかり。
『文春』のグラビア「北京アメリカ人観光客刺殺犯人飛び降り『現場写真』の衝撃」が唯一のスクープだ。
〈事件直後から、街ぐるみの隠蔽(いんぺい)工作が展開された〉なかで、よく撮れたと思ったら、取材班が〈偶然居合わせた〉は正直というか。
両誌の特集からちょっといい話を紹介すると−−。
柔道63キロ級金メダルの谷本歩実が5キロ太ったそうだ。
〈選手村では大好物であるマクドナルドが無料で食べ放題のため、一年後輩で仲良しの七十八キロ超級・塚田真希(26)と一緒に、ついつい食べすぎてしまった〉(『文春』)
柔道66キロ級金メダル、2連覇の内柴正人の身内思い。
内柴の父孝さんは3歳の時に内柴の母タヨ子さんと離婚、以後2回結婚している。内柴は日頃から「母は3人いる」と公言しているという。
〈アテネ五輪の壮行会に、タヨ子さんが“私には出席する資格がない”と拒むのを説き伏せて招待。その場で孝さんに“オヤジ、おふくろをアテネに連れてきてくれたら金メダルをとる”と宣言し、事実、その通りになりました〉
〈血のつながっていない弟の生活費や学費の面倒も見てやっていた〉というし、平成17年に強盗で逮捕され、服役中の兄に対しても〈「正人は自分の頑張りで兄の力になるんだと言っていました」(父親)〉(『新潮』)
『アエラ』(8月25日増大号)「皇太子さま『重大決意』」は思わせぶりなタイトルだが〈国連を通じた水問題への取り組み〉を決意したというだけ。肩すかしもいいところだ。(『WiLL』編集長)