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エイズと闘った社会派ミュージカル「レント」 米で7日に最終公演 (1/3ページ)
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エイズの時代のニューヨークの若者たちを描いたブロードウェー・ミュージカル「レント」が9月7日に最終公演を迎える。高い芸術性と社会性、時代性で世界中の観衆を魅了した作品は12年と4カ月という史上7番目のロングラン記録を残し、惜しまれながら幕を下ろす。
プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きにした「レント」はニューヨーク・マンハッタン南部のイーストビレッジに住む若者たちの物語。アパートの家賃(レント)も払えない貧しさのなか、エイズウイルス(HIV)に感染し、死の恐怖と闘いながら、今日を精いっぱい生きる。
それまでの主流派ミュージカルには登場しなかったHIV感染者、アフリカ系とヒスパニック系のゲイカップルら性的・人種的マイノリティーを主役にした斬新(ざんしん)さと社会性、ロックやゴスペルをベースにした数々の名曲、作者のジョナサン・ラーソンが試演前夜に胸部大動脈瘤(りゅう)破裂で急逝するという悲劇は作品を“社会現象”に押し上げた。公開された96年のトニー賞のほか、ミュージカルとしては11年ぶりのピュリツァー賞も受賞した。

