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【写真劇場】くるくる変わる穂高の空 (1/4ページ)

2008.9.2 16:51
【写真劇場】前穂高岳に続く吊尾根を歩き始めたとき、眼下に現れた涸沢。吊尾根と涸沢には約800メートルの標高差がある=8月26日、奥穂高岳−前穂高岳間(長野県)【写真劇場】前穂高岳に続く吊尾根を歩き始めたとき、眼下に現れた涸沢。吊尾根と涸沢には約800メートルの標高差がある=8月26日、奥穂高岳−前穂高岳間(長野県)

 ■シーン1

 上高地から見上げる穂高連峰はりりしい。中央にはかつて氷河に削られてカール状の地形になった岳沢(だけさわ)があり、そこから3000メートルの稜線(りょうせん)まで幾筋もの急峻(きゅうしゅん)な尾根と沢が突き上げている。岳沢に残る雪渓が小さくなってくると、穂高の夏は終わりに近づく。

 今年の夏は太平洋高気圧の勢力が弱かったため、日本列島に大気が不安定な状態が続いた。土砂降りと雷をもたらす積乱雲が発生しやすくなり、予測の難しい「ゲリラ豪雨」が各地に大きな被害をもたらした。

 局地的な豪雨で東海道新幹線のダイヤが乱れた8月24日、上高地では数十分おきに空模様が変わった。もともと山岳部では天候の変化が激しいが、まさに猫の目のようにくるくると雨雲と青空が入れ替わる。

 残念ながら、穂高連峰の盟主で日本第3位の高峰・奥穂高岳(標高3190メートル)は終日雲に隠れたまま。めまぐるしく水量を変化させる梓川(あずさがわ)を眺めながら、奥穂高岳への登路を歩み始めた。

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【写真劇場】前穂高岳に続く吊尾根を歩き始めたとき、眼下に現れた涸沢。吊尾根と涸沢には約800メートルの標高差がある=8月26日、奥穂高岳−前穂高岳間(長野県)
【写真劇場】梓川に架かる田代橋から見上げた穂高連峰。標高2700〜2800メートルあたりにかかった雲が稜線を隠している。白く見えるのは岳沢の雪渓=8月24日、長野県松本市の上高地
【写真劇場】梓川に沿った遊歩道。穂高連峰へのプロローグは針葉樹の森から始まる=8月24日、長野県(佐野領撮影)
【写真劇場】涸沢から奥穂高岳に続く岩尾根ザイテングラードを下る登山者。一般ルートだが、両手両足を使って岩場をよじのぼる難所だ=8月25日、長野県(佐野領撮影)
【写真劇場】奥穂高岳から西穂高岳に続く稜線。右上にあるドーム状の岩峰がジャンダルム。険しい岩場が続く稜線は上級者向きのルートになっている=8月26日、長野県
【写真劇場】夏の終わりを思わせる雲の動き。山影は明神岳=8月24日、上高地−徳沢間(長野県)
【写真劇場】奥穂高岳に向かう途中でみかけた雷鳥。2羽のひなを連れた親鳥だった=8月25日、涸沢上部(長野県)
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