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言葉でなく絵で考える…絵本作家、イヴォンヌ・ヤハテンベルフさん
福島県郡山市で31日まで開催されていたオランダ絵本作家展のために初来日したイヴォンヌ・ヤハテンベルフさんは、ちょっと引っ込み思案な男の子アルノくんが登場する2001年のデビュー作『とくべつないちにち』や、自分流を貫く好奇心旺盛な女の子バロチェちゃんが登場する『バロチェとくまのスノウト』(ともに講談社)などで、日本でも知られている。
デビューするまではイラストレーターとして活躍し「ほかの作家が書いた物語に絵を提供してきたんですが、いただいたお話に満足できないこともあって、だったら自分でお話を考えよう」と、絵本作家の道を歩き始めた。
デビュー作は母国の新人奨励賞(月間羽飾り賞)に輝き、日本でも平成18年に青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(低学年の部)に選ばれた。絵本を書くためには「まずキャラクターを作ります。その背後で、自分の話を編み上げていくんですが」、1つの作品が完成して本になったとたん、そこから新しく別のアイデアが生まれてくることもよくあるそうだ。
現在、母国ではアルノくんのシリーズが3冊、バロチェちゃんのシリーズが5冊単行本になっている。「まだ秘密ですけど、まったく新しいキャラクターも考案中なんですよ」とうれしそうに笑う。
日常生活では「すべてのものを言葉ではなく、絵で考えます。日本の電車に乗ったときも、車内広告の日本語は読めなかったけど、珍しい絵や写真をみて刺激を受けました。子供たちのかわいいしぐさもナイスピクチュアとして頭の中に収めました」。次は「バロチェが日本を訪れてヨガをする」作品の構想をまとめているらしい。(宝田茂樹)

