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心をつなぐシューマンの名曲 舞台「詩人の恋」 (1/2ページ)
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シューマンの歌曲「詩人の恋」を通じ、音楽家同士の心のふれ合いを描く加藤健一事務所の傑作が、再々演される。2003年の初演時は、主演の加藤健一が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞するなど、高く評価された音楽劇。今回、200ステージを重ねる作品について、加藤は「どこに新しい発見があるか、それを探す楽しみがある」と改めて作品の魅力をかみしめている。
米国人劇作家ジョン・マランスの作品。声楽家として峠を過ぎたマシュカン教授(加藤)が、かつては神童と言われたピアニスト、スティーブン(畠中洋)に、シューマンの連作歌曲を歌うよう指示する。最初は反発する2人の心を音楽が溶かし、またそれぞれ秘められた過去も明らかにされていく。
畠中は「台本を読んだ時の震えるような感動は今でも鮮明。役者冥利(みょうり)に尽きる」と作品に惚(ほ)れ込む。加藤も、初演時は「ドイツ・リートが歌えるのか、という不安が大きかった」と振り返るが、2人の歌のシーンは今や見どころの1つ。「過去に成功した作品を再演するのも楽しい」と加藤が話せば、畠中も「お互いの空気で“出たとこ勝負”が出来るドキドキ感もたまらない」と二人芝居の醍醐味(だいごみ)を、実感しているようだ。(飯塚友子/SANKEI EXPRESS)

