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【ヒマラヤの風】去来する 登頂の喜びと別れの寂しさ (1/4ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
■シーン1
世界最高峰・エベレスト(8848メートル)の2度目の登頂を75歳で果たしたプロスキーヤー、三浦雄一郎(ゆういちろう)さんの遠征隊は5月30日、1カ月以上過ごしたベースキャンプ(BC)を後にした。
BCでの最後の晩餐(ばんさん)は、藤嶋弘徳(ふじしま・ひろのり)シェフ(68)特製のヤクステーキ。全員大喜びでかぶりついた。食後、登攀(とうはん)隊長の村口徳行(むらぐち・のりゆき)さん(52)が頂上で撮影した映像が話題になった。ここで、次男の豪太(ごうた)さん(38)がある疑問を口にした。
「ビデオテープって、録画したら重くなるんですかね」
「当たり前だろ。苦労も想いもいっぱい詰まってんだよ。めちゃくちゃ重いよ」と村口さん。
「確かに、重いですよね」。同じ撮影担当の毛利立夫(もうり・たつお)さん(52)が同意すると、日本テレビの千野克彦(ちの・かつひこ)さんが吹き出した。







