日本の領空がいとも簡単に破られたのが昭和51年のこの日だ。午後1時すぎ、当時のソ連の最新鋭ジェット戦闘機ミグ25が、北海道小樽市南西約20キロメートルの上空で日本の領空を侵犯、航空自衛隊のファントム2機が緊急発進し警告したが、ミグ25はそのまま函館空港に強行着陸した。
乗っていたのは、ビクトル・イワノビッチ・ベレンコ中尉。北海道警の取り調べに、米国への亡命を要求、米国は受け入れた。渡米後、同中尉は、大韓航空機撃墜事件などの暗号解読で貴重な情報を提供した。