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【断 横田由美子】厚労省採用の不思議 (1/2ページ)
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何かと世間をお騒がせした「年金問題」。止まらない不祥事の結果、社会保険庁は「廃止」の憂き目を見ることになった。再来年、日本年金機構が社保庁の年金業務を引き継いで正式に発足する。
その新機構で、懲戒処分歴のある社保庁の職員を全員不採用とする方針が、この度、政府と自民党との間で決まった。
年金記録ののぞき見や保険料の不正免除などで懲戒処分を受けた職員の数は867人にのぼる。彼らを有期雇用でも採用しないという。
当然のことであろう。
原油高や原材料高で国民生活は逼迫(ひっぱく)気味だ。収入は上がるどころか下がるケースのほうが多い。
「派遣労働」など不安定な身分で働いている人もたくさんいる。彼らはほんの少しのミスで、雇用先からあっさり切られる。言うまでもないが公務員の給与は国民の税金から支払われている。不祥事の当事者であるにもかかわらず、このように安定した生活が保障されていいわけがない。
ところが、である。