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初期の火星に天体衝突 英科学誌に3論文
今から39億年以上前の太陽系初期に、冥王星クラスの天体が火星に衝突した可能性が高いとする研究成果を、米カリフォルニア工科大など3つのグループが、26日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。
火星の南半球はクレーターが多く起伏に富んだ高地であるのに対し、北半球はなだらかな低地。南北の地形差の原因として内部の「マントル対流説」と「巨大衝突説」の2つの仮説があるが、今回掲載された3論文はいずれも巨大衝突説を支持する内容。
カリフォルニア工科大などのグループは、冥王星(直径2390キロ)なみの巨大天体(直径1600〜2700キロ)が45度の角度で北半球にぶつかった可能性が高いことを、シミュレーションで実証。別の2グループは、南北境界の地形や、北半球の地殻形成などが巨大衝突によって説明できることをそれぞれ示した。
太陽系初期には、地球に火星クラスの天体が衝突して月が誕生したとの説もある。


