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星出さん14日の宇宙旅行終え無事帰還 (1/2ページ)
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=小野晋史】星出彰彦さん(39)ら7人を乗せた米スペースシャトル「ディスカバリー」は、14日午前11時15分(日本時間15日午前0時15分)、14日間の飛行を終え、米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターに着陸した。会見で星出さんは、「飛行中はすべてが楽しく、帰るときは少し寂しかった。また戻りたい」と笑顔を見せた。
星出さんは、国際宇宙ステーション(ISS)に8日間滞在し、日本実験棟「きぼう」の“心臓部”である船内実験室を設置。実験室の側面に取り付けられ、船外実験装置の交換に用いるロボットアームの機能を確認した。
また、3月に土井隆雄さん(53)が仮設置していた船内保管室を実験室の上部に移設。きぼうの中で、飛行士が普段着で過ごせる空間が完成し、NASA関係者は「これ以上に素晴らしいミッションはなかった」と振り返った。
ディスカバリーは着陸の約1時間前に軌道を離れ、大気圏へ突入。フロリダ半島に南西上空から接近し、滑るように着陸した。健康診断を終えた星出さんは、疲れを感じさせない笑顔でタラップを降り、出迎えた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の関係者に「(管制室のある)筑波の皆さんが支えてくれたおかげです」と感謝の言葉を述べた。
その後の会見では、実験室への入室を振り返り、「扉を開けた瞬間、大きな空間が現れて思い出深かった。今度は次のきぼう建設を地上から支援したい」と、誇らしげな表情で話した。
さらに初めての宇宙飛行に触れ、「夢は実現したが、まだ終わらない。ISSで長期滞在をしたいし、火星へ行くかもしれない」と、今後への意欲を見せた。
きぼうの船内実験は8月(米国は来年6月)に開始。実験のたびに他国の施設を“間借り”する必要がなくなり、日本独自の計画作りが可能となる。




