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「楽しさは語りつくせない」 きぼうの星出さんらが共同会見

2008.6.10 09:16
日本実験棟「きぼう」の船内実験室で行われた記者会見で、質問に答える星出彰彦さん(最後列右)ら=9日(NASAテレビ・共同)日本実験棟「きぼう」の船内実験室で行われた記者会見で、質問に答える星出彰彦さん(最後列右)ら=9日(NASAテレビ・共同)

 【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=小野晋史】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する星出彰彦さん(39)ら10人の飛行士が9日夕(日本時間10日早朝)、日本実験棟「きぼう」の船内実験室で地上に向けた共同会見を開いた。

 星出さんら米スペースシャトル「ディスカバリー」のクルーは飛行10日目を迎え、きぼうに関する作業もほぼ終了。会見はリラックスした雰囲気で、初めての宇宙行きとなった星出さんは、「打ち上げ後に主エンジンが止まると体が浮き出し、宇宙に来たことを実感した。無重力に慣れるまで2、3日かかったが、楽しさは語り尽くせない」と満面の笑みで答えた。

 「ISSは外から見ると本当に美しいが、内部は生活感があふれている」と話す星出さん。実験室は「とても静か」で、入室のセレモニーには日本の文化を盛り込もうと、入り口にのれんを掲げたという。

 ISS滞在中、実験室の設置や側面に取り付けられたロボットアームの起動、3月に土井隆雄さん(53)が設置した船内保管室の移設など、「かなりきついスケジュール」(米航空宇宙局関係者)だった今回のフライト。まだ日本を眺めていない星出さんは、「帰還までに見る機会を探りたい」と力を込めた。

 ディスカバリーは順調に行けば、飛行12日目の11日早朝(同11日夜)にISSと別れを告げる。星出さんは「無重力や地球の美しさを、あと数日しか堪能できないのは寂しい」と、名残惜しそうに話した。

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日本実験棟「きぼう」の船内実験室で行われた記者会見で、質問に答える星出彰彦さん(最後列右)ら=9日(NASAテレビ・共同)
3回目の船外活動を終えたロン・ギャレンさん(左)とともに笑顔を見せる星出彰彦さん=8日(NASA提供・共同)
国際宇宙ステーションで運動する星出彰彦さん=7日(NASA提供・共同)
「きぼう」の保管室を船内実験室に移設するため、ロボットアームを操るカレン・ナイバーグさん(左)とサポート役の星出彰彦さん=8日(NASA提供・共同)
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