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個人商店の限界露呈、故障情報共有できず…女子マラソン惨敗

17日に行われた北京五輪女子マラソンで、日本勢は惨敗に終わった。野口みずき(シスメックス)が欠場し、土佐礼子(三井住友海上)は途中棄権。22歳の中村友梨香(天満屋)が健闘したが、日本勢による3連覇も、5大会連続メダル獲得も途切れた。日本勢がつまずいた背景からは、個々の所属チームに選手強化が委ねられ、情報を共有できなかった日本ならではの課題も浮かぶ…。(金子昌世)
【記事詳細】
野口みずき(のぐち・みずき):マラソン
1978年7月3日生まれ、三重県出身。宇治山田商高−ワコールなどを経てシスメックス。150センチ、41キロ。
中学時代から陸上を始めた。、高校では三千メートルでインターハイ出場経験はあるものの、まったくの無名選手だった。その後、1997年にワコールに入社したが、翌年10月に会社と対立した藤田信之監督が辞任すると、藤田監督を追って退社。一時は失業保険を受けながら競技を続けた。
1999年に監督らとともにグローバリーに入社。このころから頭角を現し、99年から2002年まで世界ハーフマラソンに出場、2、4、4、9位と好成績を残して「ハーフの女王」とも呼ばれた。初マラソンとなった02年3月の名古屋国際は2時間25分35秒で優勝。2度目の03年1月の大阪国際を2時間21分18秒の日本歴代2位で制し、同年の世界選手権(パリ)に出場、銀メダルを獲得した。
04年アテネ五輪では酷暑の中、25キロ付近からロングスパートを決めて金メダルを獲得。その翌日、藤田監督と話し合い、北京五輪に挑戦することを決めた。北京五輪を目指すため、CMやイベントなどへの出演は極力避けて競技に専念。05年9月のベルリンでは記録に挑戦し、2時間19分12秒の日本記録を樹立した。07年11月の東京国際で優勝し、国内主要3大会完全制覇を果たした。北京五輪では女子マラソン史上初の2連覇を目指す。
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