MSN産経ニュースへようこそ。ここは北京オリンピック特集の記事本文ページです。

ニュース:総合最新ニュース | 総合一覧 | RSS feed

【奧運(オリンピック).com】(54)自国の選手からも「安静!」

2008.8.23 07:57
このニュースのトピックス奥運(オリンピック).com
「鳥の巣」(国家体育場)の一等席を占める黄色いシャツの文明拉拉隊。動員された文明的な応援のおかげで、本当に応援したい人の手にチケットが入らない!(撮影・福島香織)「鳥の巣」(国家体育場)の一等席を占める黄色いシャツの文明拉拉隊。動員された文明的な応援のおかげで、本当に応援したい人の手にチケットが入らない!(撮影・福島香織)

 五輪で中国人の観戦マナーは改善されたのか−。答えは「条件付きで改善された」だ。付け焼き刃ではあるが…。

 聖火リレーに続き、うんざりするほど聞かされたのが「中国加油(頑張れ)」だ。一方では、競技場には官製の「文明応援隊」が登場し、中国以外の国にも声援を送る。政府の国際社会に対する気の遣いようがわかる。

 ビーチバレーの日本対ノルウェー戦。観客席の多くを「文明応援隊」が占めた。日本チームが劣勢の試合展開だったとき、「ジャパン」という放送が流れると、「加油」コールが起きたという。組織的に教育された「文明応援隊」の効果は、国歌の斉唱時などでもうかがえた。

 「文明応援隊」は学生など20万人規模で養成されたといわれる。数カ月も訓練・教育を受け、“お上”から、どこそこの試合に行くようにと、指示が出るという。

 しかし、その場の空気を読めない現実は、女子テニスの試合で示された。中国の李娜選手が、観客の「中国加油」の連呼に我慢できず、「黙れ」と怒りの雄たけびを上げたのだ。体操でも中国人選手が「シー」と口を手に当てて観客に合図し、次に演技する外国人選手に配慮するよう促したという。

 中国メディアのある論評では、外国人の審判がだだひとつ覚えた中国語は「安静!(静かに)」だったという。   (野口東秀)

このニュースの写真

「鳥の巣」(国家体育場)の一等席を占める黄色いシャツの文明拉拉隊。動員された文明的な応援のおかげで、本当に応援したい人の手にチケットが入らない!(撮影・福島香織)
「鳥の巣」(国家体育場)の一等席を占める黄色いシャツの文明拉拉隊。動員された文明的な応援のおかげで、本当に応援したい人の手にチケットが入らない!(撮影・福島香織)

関連トピックス

PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。