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【奥運(オリンピック).com】(35)ボランティア元年 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:奥運(オリンピック).com
北京の街中は、ボランティアだらけだ。通訳・ガイドボランティアはブルーと白のシャツ。治安ボランティアは赤と白のシャツ。若者からおじさんまで、総動員といった風情だ。
治安ボランティアはおそらく居民委員会のメンバー。もともと共産党の指導に従い地域の治安維持や住民管理にあたる人たちで、イベントのときにかり出されるのは慣れているのだろう。驚くべきは若者のボランティア。一人っ子で甘やかされ、他人のために無償で働くなんてことは到底できそうにない世代と思いきや、みんな一生懸命である。しかもレベルは総じて高い。英語や日本語が流暢(りゅうちょう)なことはもちろん、北京の街のことなどをすらすら説明し、試験前のように懸命に勉強した様子がうかがえる。実際、役に立つ。
中国のボランティア意識の芽生えは四川大地震のときに感じた。これが五輪で開花したようだ。2008年は後に「中国ボランティア元年」と呼ばれるだろう。では若者たちはボランティア活動に何を求めているのだろうか。



