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耐震偽装で10億円賠償求める 川崎の住民ら57人、国やイーホームズなど訴え
このニュースのトピックス:建築・住宅
耐震強度偽装事件で、ずさんな建築確認検査で立て替えを余儀なくされたとして、東京都世田谷区の「グランドステージ(GS)千歳烏山」と川崎市の「GS溝の口」の住民38世帯57人が、国や自治体、両マンションの建築確認を担当した「イーホームズ」などを相手取り、計約10億4500万円の損害賠償を求める訴えを6日、東京地裁に起こした。
弁護団によると、一連の事件で、被害住民が国を訴えたのは初めてという。
訴状によると、イーホームズは平成14〜15年、両マンションの建築確認を担当。不十分な建築確認だったため、姉歯秀次元1級建築士(51)=実刑確定=の偽装を見抜けず、マンションの構造が建築基準法違反であることを見落としたと指摘している。
また、国は、民間の検査確認機関に対する監督を怠り、偽装が容易な認定プログラムを認定した結果、建築基準法違反のマンション建設を許したと主張している。
住民は平成14年11月〜16年3月に購入した。その後、偽装が発覚し、耐震強度が国の基準の34〜39%しかないことが判明したため、自治体から使用禁止命令が出され、立て替えを余儀なくされた。
GS溝の口は昨年12月に立て替えが完了。GS千歳烏山も12月に完成する予定という。