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【法廷から】81歳「老いらくの恋」の果て… (1/4ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
料金滞納で電気やガスを止められたマンションの一室。生活保護を受給しているものの、独居老人の生活は困窮を極め、電灯代わりに使っていた小さなろうそくの火が犠牲者を出す惨事を引き起こした−。
留守中にろうそくの火の不始末により大阪市西成区のマンション自室を半焼させ、煙を吸った向かいの部屋に住む男性=当時(78)=を死亡させたとして、重過失失火と重過失致死の罪に問われたのは森田光男被告(81)。
捜査段階で自供していた森田被告は1日、大阪地裁で開かれた公判で「火の不始末は自分ではない」と一転して完全否認に転じた。
その公判供述から、火災に関与した人物として浮かび上がってきたのは、当時交際していたという60代の女性。森田被告は当初、自供した理由を「女性をかばうためだった」と言うのだが…。
× × ×
捜査段階の供述から再現された火災前後の状況はこうだ。
6月1日未明。4階建てマンション2階の自室にいた森田被告。電気・ガスが止められていたため、空き缶にろうそくを立てて火を灯していた。
その後、何かのはずみでろうそくが倒れ、森田被告はあわてて手でたたいて火を消した。完全に消えたと思い込んで近くのスーパーに外出、帰宅すると部屋から煙が上がっていた。午前2時45分ごろだった。
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