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薬害肝炎訴訟、原告13人が企業への請求放棄

2008.10.2 11:25
このニュースのトピックス民事訴訟
田辺三菱製薬への賠償請求を放棄し、記者会見する薬害肝炎大阪訴訟原告の桑田智子さん=2日午前、大阪市北区の大阪司法記者クラブ田辺三菱製薬への賠償請求を放棄し、記者会見する薬害肝炎大阪訴訟原告の桑田智子さん=2日午前、大阪市北区の大阪司法記者クラブ

 薬害C型肝炎訴訟で、全国原告・弁護団と被告企業の「田辺三菱製薬」(大阪市、旧ミドリ十字)など2社が先月28日に基本合意書を締結したことを受け、大阪訴訟の原告13人は2日、大阪高裁(横田勝年裁判長)の口頭弁論で2社への賠償請求を放棄した。今後、原告団は他の4高裁、8地裁でも順次、同様の手続きを進め、企業との訴訟を終結させる。

 口頭弁論には、双方の代理人と大阪原告団の桑田智子代表(48)らが出廷。横田裁判長が「請求を放棄されるということですか」と原告側に確認し、「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけた。

 横田裁判長は訴訟終結を受けて所感を出し、昨年11月に原告と国の双方に和解勧告したことなどを振り返り、「今後、基本合意が順守されることにより、被害者全員にその利益が行きわたりますように、また多くの被害者が被害回復を得られますよう願っています」とした。

 同訴訟は、患者らに給付金を支払う特別措置法が今年1月に成立し、原告団は既に国との間で2月に和解が成立。現在、和解手続きが順次進んでおり、これまでに約1400人が提訴、うち約470人が国と和解している。

 口頭弁論後、大阪市内で記者会見した桑田代表は「高裁の所感はまさにその通り。企業には基本合意を順守して心から謝罪するよう求めたい。私たちの後ろに多くの被害者がいることを忘れず努力してほしい」と話した。

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田辺三菱製薬への賠償請求を放棄し、記者会見する薬害肝炎大阪訴訟原告の桑田智子さん=2日午前、大阪市北区の大阪司法記者クラブ
大阪高裁に入る薬害肝炎大阪訴訟原告の桑田智子さん(中央)ら=2日午前9時36分
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