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【法廷から】“幽体離脱願望”が大麻栽培の理由? (1/4ページ)

2008.9.28 17:22
このニュースのトピックス法廷から

 公務員官舎の一室に並べられた大麻草の鉢。部屋の住人が栽培用の蛍光灯で光を当て、エアコンで温度管理を行い、収穫と使用を繰り返す。

 大麻汚染が若者を中心に拡大の様相を呈しているなか、国民の模範となるべき公務員が自宅官舎で大麻草を栽培、摘発された事件は記憶に新しいだろう。

 大麻取締法違反(栽培)罪に問われたのは、国土交通省近畿地方整備局の大戸川ダム工事事務所用地課元主任、藤田健司被告(43)=懲戒免職。

 22日、大阪地裁で開かれた初公判では深い反省の態度を示す一方、インターネットや書籍を通じて安易に大麻の効用のみを信じ込み、「大麻合法の国もあり、日本より進んでいると思っていた」と栽培当時の認識を吐露した。

 大麻に手を染めた動機として、興味本位の“幽体離脱願望”まで口走って…。

   × × ×

 藤田被告は今年3〜6月、大津市内の自宅官舎で大麻の種子を発芽させ、7月9日までの間、大麻草54本を栽培したとして起訴された。

 検察側の冒頭陳述によると、大麻の種子や栽培方法を記した書籍などをインターネットで購入。平成17年ごろから自宅で栽培、収穫した大麻を妻と2人で使用していたという。

 大麻取締法は大麻栽培や葉の所持は禁じているが、種子の販売については規定がない。種子は今回のケースのようにインターネットで簡単に手に入る。

 初公判に出廷した藤田被告は青色のTシャツに黒色のジャージー姿。スキンヘッドに近い頭を垂れながら、弱々しい声で起訴事実を認めた。続く弁護側の被告人質問では、大麻にそれほどの有害性はなく、むしろ精神疾患に効く“特効薬”と信じ込んでいたことなどを供述した。

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