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【法廷から】泥棒が泥棒を刺した理由 (1/4ページ)
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電車や路上で仮眠している人から金品を盗む泥棒を仮睡盗(かすいとう)という。今回、傍聴した公判は、そんな泥棒同士のトラブルから引き起こされたものだった。
顔見知りの男性を刺したとして、傷害の罪に問われた、住所不定、無職の男性被告(56)の初公判が24日、東京地裁で開かれた。
紺色のジャージー姿の被告は、丸刈りでがっしりした大柄な体格だった。
起訴状によると、被告は7月25日午前1時10分ごろ、東京都港区の路上で、男性(34)の左胸をアーミーナイフ(刃渡り約6・8センチ)で刺し、全治2週間のけがを負わせた。罪状認否で被告は起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、被告は高校を中退後、印刷工場で働くなどしていたが、昭和60年ごろから仮睡盗で生計を立て、出所と服役を繰り返していた。
平成16年ごろ、被告と同様に仮睡盗で生計を立てていた被害者と顔見知りになったが、お互いに疎ましく思う関係だったという。
弁護人「調書に『仮睡盗の邪魔をされたことがきっかけ』とあるが、これが(被害者と)知り合ったきっかけ?」