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【法廷から】性生活を拒む夫への腹いせに放火した妻 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
自宅マンションに火をつけたのは、性生活を拒む夫への腹いせ−。
現住建造物放火未遂の罪に問われた女性被告(35)の初公判が11日、東京地裁で開かれた。グレーのジーンズに白色の長袖のカットソーを着た被告は、被告人席で時おり、黄色のハンカチで涙をぬぐった。
起訴状によると、被告は平成20年4月24日午後3時半ごろ、東京都練馬区の自宅マンションで、灯油を浸した足ふきマットにライターで火をつけた。台所シートの一部が焼けたが、大事にはいたらなかった。罪状認否で被告は、起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、被告は平成17年4月にフィリピンから来日。18年4月に日本人の夫と結婚し、19年8月には長男を出産した。
これだけ聞くと、順風満帆の生活に思える。だが、実際は違った。
情状証人として証言台の前に立った被告の夫は、夫婦の夜の生活のすれ違いを淡々と語った。
弁護人「夫婦関係はどうだった?」
夫「子供が生まれて、ほとんどなかったですね」
弁護人「証人(夫)から求めることはなかった?」
夫「(求められても)断っていましたね」
弁護人「優しく断ったのか、すげなく断ったのか。どちらですか」
夫「疲れていたので、優しくなかったと思います」
この夫の態度は、被告にとって我慢できないものだったようだ。証人尋問に続いて行われた被告人質問で、被告は涙ながらに供述した。