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【君たちのために 元家裁判事のつぶやき】(51)被害者への謝罪、ほとんどの例で賛同 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:強盗事件
被害者対応をさせる目的で全ケースの審判において、被害者の供述調書を読んで聞かせるような扱いを始めた。
2人乗りのバイクで歩行者を襲ったひったくり事件で、運転役の少年の受け止め方は、《繁華街で適当な獲物を探し求めて3時間も走り回り、やっと仕留めた獲物から2000円しか奪えず、遊び代にも足りなかった。おまけに相棒のひったくり方が下手で被害者を引き倒してしまった。強盗致傷にされないかが心配だった。要するに下らない事件だった》と嘆いていて、その「軽さ」には心底驚いた。
この事件は、早朝散歩中の70歳代半ばの老夫婦のうち、妻がバイクの後ろに乗った少年から手提げ袋をひったくられ、その際つんのめって転倒し、ひざと頭を強打して加療1週間のけがをしたケースであるが、妻の供述調書の末尾にはこう書かれていた。
《元気な若者が、私たちのようなヨボヨボ歩きのか弱い年寄りから所持品をひったくるようなことは許せません。おまけに地面で頭を強打して、一時は脳内出血をとても心配しました。本当に悔しくて悔しくてなりません。必ず捕まえて、厳重に処罰してください。そうでないと、これから先、安心して散歩もできませんし、なによりこの歳でも生きて行こうという将来の希望や元気がわいてきません》と書かれていた。悲痛極まりない。
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