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覚醒剤品薄で大麻にシフト? 上半期の大麻摘発 過去最悪の水準
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全国の警察が今年上半期(1〜6月)に大麻事件で摘発した人数は、前年同期に比べ12・3%増の1202人で、過去最悪のペースで推移していることが7日、警察庁のまとめで分かった。乾燥大麻の押収量も前年同期比150・5%増の94・7キロと大幅に増加した。
大麻事件の年間摘発者数が最も多かったのは平成18年の2288人。昨年も2271人と高水準で推移しており、今年上半期のペースで推移すると、年間摘発者数が過去最悪を更新する可能性が高い。
大麻事件の摘発件数は過去最悪だった前年の上半期(1545件)を100件以上回る1686件。このうち、大麻の栽培は91件(前年同期比24・7%増)、73人(同46・0%増)と、いずれも大幅に増えた。
警察庁は「種子の所持や売買は処罰されないため、乾燥大麻を売買するより、種子をネットで購入して自家栽培する方が摘発されるリスクが低いと考えられているのではないか」とみており、自家栽培の取り締まりに力を入れる方針だ。
一方、覚醒(かくせい)剤事件の摘発者数は前年同期比8・8%増の6216人と増加。このうち、暴力団関係者が3211人(同4・6%増)を占めた。
覚醒剤に比べて大麻事件の件数、摘発者数の増加が目立つことについて警察庁は「違法薬物市場で覚醒剤が品薄になっており、密売人の取り扱いが、仕入れやすい大麻にシフトしているのではないか」と分析している。

