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裁判員…選ばれる確率は「大阪」トップ
来年5月21日から始まる裁判員制度で、昨年の対象事件数は2643件だったことが4日、最高裁のまとめで分かった。これを昨年9月2日現在の有権者数で割ると、全国平均で4911人に1人の割合で裁判員・補充裁判員に選ばれる計算になる。都道府県別でみると、選ばれる確率が最も高いのは大阪府で2893人に1人。逆に最も低いのは秋田県で1万1862に1人となった。
最高裁によると、昨年の全国の裁判員裁判対象事件数は、平成15年の3646件に比べ、約1000件減少した。最も多いのは強盗致傷の695件。以下、殺人の556件、現住建造物等放火の286件と続いた。
対象事件数を都道府県別でみると、多い順に大阪府306件、東京都255件、千葉県214件。最も少なかったのは福井県で7件。佐賀県の9件、秋田県の10件の順だった。
裁判員は原則として20歳以上の全国民から選ばれる。1件の事件に裁判員6人と補充裁判員2人の計8人が選ばれると仮定すると、確率の高い順に(1)大阪府(2)千葉県(3)栃木県(4)群馬県(5)奈良県−になった。
また、昨年の裁判員裁判対象事件のうち、初公判の前に争点を絞り込む公判前整理手続きが適用された事件の平均開廷数は3.6回。90%以上の被告が6回以内の開廷で裁判を終えた。
裁判員裁判を開廷するに当たっては、1件の事件につき100人程度の候補者を名簿に登載する。昨年は極端に事件が少なかったため、中長期的な事件数の動向を考慮し、実際に候補者名簿に搭載されるのは全国で30万人程度になる見込み。候補者に選ばれると、今年11〜12月に各地裁から通知される予定だ。
■裁判員・補充裁判員に選ばれる確率
●高い順
大阪府 2893人に1人
千葉県 2907人に1人
栃木県 3282人に1人
群馬県 3292人に1人
奈良県 3713人に1人
●低い順
秋田県 1万1862人に1人
福井県 1万1742人に1人
滋賀県 1万 490人に1人
富山県 1万 364人に1人
佐賀県 9620人に1人
(小数点以下切り捨て)