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【法廷から】拘置所で自殺未遂…国交省キャリアの異常な出世欲 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
厳しい出世競争を勝ち抜くため、政治家や業者などの人脈づくりに余念がなかったかつてのエリート官僚は、力なく法廷の証言席にもたれかかっていた。人並み外れた出世欲を周囲に誇示していた“俗物”の面影は完全に消えていた。
国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県)や国営沖縄記念公園事務所(沖縄県)の発注工事に絡み、収賄罪などに問われている元国土交通省キャリア、上島晃嗣被告(53)。
7月31日午後、大阪地裁で開かれた初公判。上島被告は上下黒のスーツ姿で腰をやや「くの字」に曲げ、足を引きずるようにして現れた。青白く張りのない顔色、白髪まじりの頭髪。裁判長から氏名を確認されて発した言葉はほとんど聞き取れない。起訴事実を認めた「はい」という声にも生気はない。
社交的で強い上昇志向の持ち主だった元エリート官僚に、何があったのか。


