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【衝撃事件の核心】全容判明 ストーカー変貌の判事“50男の未練” (2/3ページ)

2008.8.2 09:21
このニュースのトピックス刑罰
初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後0時53分、甲府市初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後0時53分、甲府市

 つまり、女性とのデートや肉体関係を示唆しているような内容も含め、メールの内容は下山被告の「妄想の世界」だったとみられるのだ。

 相談を受けた下山被告は、「許せないな。君に怖い思いをさせるなんてとんでもないやつだな」などと答えていたという。ことの真相を知った女性が受けた不信感はさぞかし大きかったことだろう。

 それにしても、下山被告はなぜこんなことをしたのだろうか?

 理由は、その後の審理で明らかになっていく。

「男にメールで嫉妬させ、別れさせたかった」

 「当時の自分の気持ちを振り返ると、被害者の方に対して恋愛感情を持っていたのは間違いないと…」

 下山被告は被告人質問で、かつて被害者の女性と交際しており、犯行当時にも恋愛感情があったと述べた。その「恋愛感情」こそが、不可解な犯行の動機に直結していたのだった。核心部分を「法廷ライブ」から抜粋すると…

 下山被告「親にも、恋人にも言えないことを(女性から)相談される中で、新たな交際相手のことを聞きました。それは、あまり信頼のおける相手ではないと聞きました」

 弁護人「どう思いましたか」

 下山被告「それまで聞かされていた内容が内容だったので、『本当にそれでいいのだろうか』という気持ちがありました。他の男性ならばよいのですが…」

 弁護人「被害女性の交際相手に、嫉妬心を抱いたのではありませんか」

 下山被告「そういう面もあったと思います」

 弁護人「被害女性が新しい交際相手と近づき、一方であなたから離れていくという焦りもあったのではないですか」

 下山被告「今年3月で(自分が)転勤することが分かっており、これまでのようには(交流)できないと。そうなる前に、交際を始めた当時の、ある意味の良好な関係になれれば、と」

 弁護人「なぜストーカーメールをしたのですか」

 下山被告「自分自身の自己満足。自分が被害者に対して、何かできるという思い上がった考えがあった。…そういう気持ちで、最後の一線を越えてしまいました…」

 さらに端的に犯行動機を語っていたのが、検察官が法廷で読み上げた下山被告の供述調書だ。

 《交際相手が、彼女がメールの送り主と交際していると思い、嫉妬し、別れることを期待した》

 下山被告は検事にそう説明していたのである。

これまでの【衝撃事件の核心】はこちら

★★★地裁判事ストーカー事件 下山芳晴被告公判記録一覧はこちら★★★

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初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後0時53分、甲府市
初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後、甲府市
初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後、甲府市
初公判が終わり、関係者と甲府地裁を出る下山芳晴被告。報道陣の問いかけに答えることなく、車に乗り込んだ=25日0時53分、甲府市
初公判を終え、甲府地裁を出る下山芳晴被告=7月25日午後、甲府市
下山芳晴被告
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