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「悪魔に支配されていた」ヤギ被告主張変えず控訴審結審
このニュースのトピックス:刑事裁判
広島市安芸区で平成17年、木下あいりちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われ1審で無期懲役判決を受けたペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(36)の控訴審公判が31日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれ、検察側が1審同様、死刑を求めて結審した。判決は12月9日に言い渡される。
あいりちゃんの父、建一さん(41)は公判後、「最後まで『悪魔に支配された』との主張を変えなかったのは残念。極刑を望む」と話していた。
検察側は「殺害してわいせつ行為に及んだ悪質さは非難を免れない」と指摘。さらに「『悪魔に支配されていた』と虚偽供述を繰り返し反省していない。矯正は不可能」と強調した。
一方、弁護側は殺意や計画性を否定。「当時は心神喪失の状態で、責任能力がなかった可能性を否定できない」とし、殺人などの罪について無罪を主張した。