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【迫る裁判員制度】被告にネクタイと革靴着用の試み
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来年5月21日から始まる裁判員制度を前に、東京地裁の模擬裁判(河本雅也裁判長)で22日、被告の服装から裁判員に予断を与えないために、勾留中の被告にネクタイやサンダル型の革靴を着用させる試みが全国で初めて取り入れられた。被告を、弁護士と並んで着席させる試みも行われた。
勾留中の被告は刑務官に挟まれて着席し、ネクタイや革靴の着用は自殺や逃走の防止という理由でほぼ認められていない。このため、被告はジャージー姿にサンダル履きが一般的となっている。
しかし、裁判員制度では被告の印象が重要になることから、日弁連が「被告が犯人との先入観を与える」と批判。法務省も変更する方針を示している。
模擬裁判では、被告役は弁護人の右隣に座り、刑務官が2人の中間の後方と、被告の右隣にそれぞれ着席。さらに、被告役は白いワイシャツに濃紺の取り付けタイプの簡易ネクタイを着け、サンダル型の革靴を履いた。法務省によると、いずれも市販品で、希望する被告への貸し出しを検討している。
今回は、男性に暴行を加え、死なせたとして傷害致死罪に問われた被告が否認した設定。検察側が、自白や物証など直接証拠のない中、間接証拠を積み上げて立証を試みる。24日までの3日間行われる。