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【法廷から】1200万円で「禁固4年」を買えるか (1/4ページ)
このニュースのトピックス:刑罰
兵庫県宝塚市のカラオケ店「ビート」で昨年1月、3人が死亡、5人が重軽傷を負った火災をめぐり、業務上過失致死傷罪に問われた元「ビート」経営者兼店長の上江洲安一被告(54)。12日、大阪高裁(若原正樹裁判長)で開かれた控訴審公判を傍聴した。
上江洲被告は昨年12月、1審・神戸地裁で求刑通り禁固4年の実刑判決を受けている。
この日は次回の控訴審公判で判決を迎えようとしている中、被告・弁護側が情状酌量を求めて1200万円の被害弁償金を差し出そうとした。
これに対し、検察側が証人申請した犠牲者3人の遺族がいずれも「刑を軽くするためのお金はもらえない」と受け取りを激しく拒否した。
判決直前、控訴棄却を恐れる被告・弁護側が切った“最後のカード”。
いまなお心に深い傷を残す遺族を巻き込んで、量刑をめぐるギリギリの「攻防」が繰り広げられた。
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上江洲被告の控訴審公判は、前回の5月29日に判決宣告が予定されていた。
控訴審は4月22日の初公判でスピード結審しており、前回の公判で弁護側が被害弁償の意思を示したいと突然、弁論再開を申し立てたため判決が先延ばしになったのだ。
そして12日、第3回公判を迎えた。