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事件
東通原発「活断層」と判断 規制委専門家評価会合
2012.12.20 18:43
[原発]
原子力規制委員会の専門家調査団は20日、東北電力東通原発(青森県)の敷地内にある断層の一種「破砕帯」が活断層だとする評価結果をとりまとめた。同日午後に開かれた現地調査の評価会合で決まった。原子炉直下に活断層は確認されておらず廃炉の可能性は低いが、東北電は今後、活断層の詳細な調査と耐震性の見直しを迫られることになり、停止中の1号機の再稼働は当面困難になる。
さらに東通原発の北側に隣接する東京電力の原発建設予定地への影響についても、座長役の島崎邦彦規制委委員長代理は「東電側へ延びていく活断層が敷地内にある」と指摘。東電の原発予定地も今後、調査する必要性を示唆した。
評価会合では、敷地内の「F-3」「F-9」などの破砕帯が活断層との見解で一致したが、断層の規模や地震を引き起こす揺れの影響など、詳細な検討が必要だとして、26日に再び評価会合を開くことを決めた。島崎氏は「東北電力がそれでも活断層でないと言うのならば、話を聞いてみたい」とし、26日の会合で東北電からの反論を聴く予定。
F-3とF-9は1号機の原子炉建屋付近まで延び、いずれも最短で数百メートルの場所を通るため、活断層が動いた際の揺れやずれなどの影響が建屋に及ぶかが焦点となる。規制委は敷地内の活断層の評価方法の検討を始めており、東通の活断層が動いた場合を考慮した安全評価には、時間がかかる可能性がある。
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