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補助冷却装置が一部破損 東海第二原発
日本原子力発電は7日、東海第二原発(茨城県東海村)で、原子炉トラブルが発生した際に炉心を冷却するため補助的に作動する蒸気の排気ラインで、逆流を防ぐ弁(直径約36センチ)が脱落しているのが見つかったと発表した。保安規定に基づき10日間は調整運転を続け、逆止弁の修理や脱落の原因を調べる。
日本原電によると、破損したのは、緊急事態が起きた際、蒸気を通して補助的に炉心を冷却する役割をする排気ラインの逆止弁。この弁は、放射性物質を密閉するため、原子炉の装置に封入されている窒素の逆流を防ぐためのもの。
逆止弁はアームで固定されていたが、直径約7センチのボルト部分が破断し、弁体が落下していた。同原発は調整運転中で、7日に営業運転を再開する予定だった。10日以内に問題が解決されない場合は出力を下げたり、原子炉を停止したりする可能性もある。
日本原電によると、同原発は東京電力や東北電力に電気を供給。発電量は茨城県内で消費される電力の4分の1程度にあたるといい、供給が停止した場合の影響は大きいという。