ニュース: 事件 RSS feed
「上っ面だけの展示で残念」 事故遺族がJR西の研修施設見学
このニュースのトピックス:列車事故
平成3年の信楽高原鉄道事故と17年の尼崎脱線事故の遺族7人が6日、JR西日本の社員研修施設「鉄道安全考動館」(大阪府吹田市)を初めて訪れた。遺族は「上っ面だけの展示で残念」と不満を漏らした。
展示している信楽高原鉄道事故の説明文は「JR西の責任に触れた記述が不十分」と遺族からの抗議で7月に変更されたばかり。遺族らは約2時間半、過去の事故に関する展示を見て回った。
信楽事故の遺族で市民団体「鉄道安全推進会議」会長の吉崎俊三さん(75)=兵庫県宝塚市=は「迫力がない。もっと事故の生々しさや遺族の思いを伝えてほしい」。臼井慈華子さん(38)=京都市右京区=も「亡くなった命が生かされていない。さらに充実させる余地はある」と話した。
鉄道安全考動館は尼崎脱線事故を受け、19年に開設された。