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【衝撃事件の核心】「悲劇の母」か「鬼畜」か…福岡小1男児殺害の容疑者が明かした動機の“真実味” (1/4ページ)
悲劇の母は一転して殺人の容疑者になった。福岡市西区の小学1年、富石弘輝君(6)殺害事件で、殺人と死体遺棄容疑で福岡県警に逮捕された母親の薫容疑者(35)。弘輝君の通夜や葬儀で憔悴(しょうすい)しきっていた母親は、捜査員に不審点を突きつけられるとあっさり犯行を認めた。体の障害や子育てに悩んでいたという薫容疑者は「(弘輝君に)なじられて殺した」と供述、その言葉からは「哀れな母」の姿も浮かんでくるが…。わが子に手をかけた母親の犯行は本当に衝動的なものだったのか−。
混乱? 計画? 公園で「演技」を続けた母親
遊具やヨットハーバーが整備された市民憩いの大型公園が騒がしくなったのは、9月18日午後3時50分ごろだった。
「黒いシャツを着た男の子をみませんでした?」
狼狽(ろうばい)した様子で足を引きずりながら、公園を行き交う人たちに声をかける薫容疑者。
「『遊具で遊んで待っていて』と言ってトイレに行き、戻ったらいなくなっていた…」
泣きそうな表情で「弘輝、弘輝」と名前を叫ぶ薫容疑者に、周囲の人たちは「大丈夫ですよ」と元気づけた。約10人が協力して裏山や海岸を捜索。弘輝君はGPS(全地球測位システム)機能付きの携帯電話を持っていたことから、薫容疑者は携帯電話から居場所を特定しようとした。
事態が動き出したのは捜し始めてから40分ほど過ぎたころだった。公園内のトイレ外側の壁と柱の間で体育座りでぐったりしている弘輝君を、無職男性(62)が見つけた。顔は土気色で裸足。はいていたサンダルは足元に並べて置かれていた。
「弘輝…」
薫容疑者は泣きながら名前を呼び、一緒に救急車に乗り込んだ。切迫した表情。誰もが「悲劇の母親」に声をかけることはできなかった。
「今にして思えば、名前を叫ぶものの、捜し回るという感じではなかった。少し違和感はあったんだが…」
公園に居合わせた男性はこう振り返るが、迫真の「演技」を疑う人はいなかった。
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