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【衝撃事件の核心・特別版】北の女スパイ全貌(1) 生活苦から盗み、捜査恐れた優等生…思いがけぬ工作機関スカウト (1/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
韓国で脱北者に成りすまし、スパイ活動をしていたとして国家保安法違反の罪で起訴された北朝鮮国家安全保衛部(秘密警察)所属の女工作員、元正花(ウオン・ジョンファ)被告(34)の活動実態の全貌が、韓国の検察当局が作成した起訴状から明らかになった。忠誠心、裏切り、性、脅し、拉致、愛情…美貌のウオン被告の口から語られたスパイ活動は“凄絶”の一言に尽きる。彼女の生い立ちから逮捕・起訴までを、シリーズで再現してみる。
スパイの巣「国家安全保衛部」
ウオン被告が所属していた「国家安全保衛部」は金正日総書記直属の対南(韓国)工作機関である。
各道、市、郡単位および大企業などの傘下部署のほか、中国内の北京、延吉、フンチュンなどに、対北朝鮮貿易会社を偽装して活動している。
社会主義体制の維持のため、反革命分子やスパイ、脱北者の捜索、韓国出身の対北貿易業者の抱き込みなどを行う。
平壌市テソン区域ミサン洞峰花芸術劇場の裏手に位置し、本部要員8000人に、市・道・指導部要員などを含めると総勢5万人規模になるという。
父も工作員 生後間もなく南潜入途中に殺害され
ウオン被告は1974年1月29日、北朝鮮咸鏡北道清津市生まれ。現在34歳。
生後間もなく、父は北朝鮮工作員として韓国に潜入する過程で殺害された。76年ごろ、母が継父(63)=国家保安法違反容疑で摘発=と再婚し、母と継父の間に出生した妹と弟らとともに成長した。
清津市の古茂山セメント託児所や、古茂山セメント幼稚園、古茂山入民学校、古茂山女子高等中学校に通っていたが、家族が転居することになった。89年6月まで南郷高等中学校に通ったが、中退した。
ウオン被告は最優等表彰をよく受けており、古茂山女子高等中学校4学年のときには勉強をよくやり、学校に貢献もした生徒に贈られる「二重栄誉赤旗勲章」も授与された。
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