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「人家避けて空き地目指した」 大阪・八尾の軽飛行機墜落事故
大阪府八尾市の国道に第一航空(八尾市)所有の軽飛行機が墜落した事故で、松尾圭二操縦士(34)が同社関係者に、「上空150メートルでエンジンが止まり、不時着地点を探した。人家を避けるため空き地を目指し左旋回したが、最終的に道路に目標を変更した」と当時の状況を説明していることが20日、分かった。エンジン停止から墜落までは数十秒で、松尾操縦士の機転が2次被害などを回避したといえる。
説明によると、事故2分前に八尾空港に着陸許可を取るまで機体に異変はなかったという。その後、松尾操縦士がエンジン音の変化など異常を察知。燃料流量計で燃料がエンジンに供給されていないことが分かり、ポンプの再始動などを行ったが回復せず、エンジンは完全に止まったという。
松尾操縦士は空港まで到達できないと考え、周囲を見回して空き地を発見。機首を下げ速度を維持しながら左旋回、滑空し空き地を目指した。最終的に空き地に安全な着地も不可能と判断、国道に変更した。
第一航空によると、高度300メートルでエンジンが止まった場合の不時着までの時間は約1分。今回は数十秒だったとみられる。
一方、八尾署捜査本部と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の高橋清・航空事故調査官は「事故時、燃料は入っていたようだ」と話し、燃料漏れや燃料切れの可能性を否定した。
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