ニュース: 事件 RSS feed
逮捕力士の解雇示唆 北の湖理事長が謝罪会見
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱北の湖)は18日午後10時過ぎから、東京・両国国技館で会見した。北の湖理事長は謝罪した上で、若ノ鵬の処分について「理事会で決めること」としながらも、「近いうちに理事会を開き、厳正に対応したい」として解雇を示唆した。師匠の間垣親方(元横綱2代目若乃花)も監督不行届で何らかの処分を受ける見込みだ。
母親の法事で帰郷していた北海道から戻った北の湖理事長は「一社会人、一力士としてあってはならないことをし大変遺憾。ファンの皆様には、大変申し訳ありません」と述べて頭を下げ、ショックの大きさを隠し切れずに「信じられなかった」と絶句した。
協会は19日、若ノ鵬と私生活でも親交の深い同郷のロシア人力士から情報収集する予定で、北の湖理事長は「状況次第では協会で独自に調査したい」と発言。自身の責任については「二度と起きないようにするのが私の責任で、厳しく指導していく」と再発防止に努める考えを示した。
一方、若ノ鵬が在籍する東京都墨田区の間垣部屋にも報道陣が殺到。しかし、間垣親方は墓参りのため青森県に帰郷中で、部屋関係者が「親方から電話があり、『19日の夕方に東京に戻る。警察に行って事情説明を受けてから対応する』と言っていました」と述べるにとどまった。
■「19歳でも幕内力士。重く受け止めないと」
若ノ鵬逮捕を受け、18日行われた日本相撲協会の北の湖理事長の記者会見詳報は以下の通り。
−−外国人力士の不祥事がまた続いた
北の湖理事長「外国人も日本人も関係なく、法を犯してはいけない。もっと真剣に取り組んでいかねばならない」
−−厳正な対応とは
理事長「やっぱり、厳しくやることだ。ただ、理事会で説明しないといけないと思っている」
−−理事会の予定は
理事長「近いうちにと考えている」
−−相撲協会としての今後の教育は
理事長「はっきり駄目だということが分かっていたはず。人が見ている見ていないじゃなく、自分が駄目だということを分からないといけない」
−−間垣親方についてはどうする
理事長「報告受けておりませんので、ここで言うことはできない」
−−5月にも間垣親方は減俸処分を受けている、またかという気がするが
理事長「またか、というよりも大麻については、本人の自覚で守れること。徹底的にやっていかないといけない」
−−協会として今後、事件の調査はするか。ほかのロシア人力士に話は聞くのか
理事長「どういうことでの大麻なのか。状況に応じて、必要があれば聞くということ」
−−ほかの国の力士には
理事長「状況をふまえた上で考えたい」
−−幕内力士の逮捕に率直な感想は
理事長「一瞬、まさか信じられないという思いだった。日本の法においてあってはならないこと。びっくりした」
−−二度と起こらないようにはどうすればいいのか
理事長「厳しくものを考えないといけない」
−−トップとしての責任は
理事長「何事にも、二度と起こらないようにするのが私の責任だ」
−−白露山(北の湖部屋のロシア人力士)には
理事長「電話で『こういうことはないな?』と率直に聞いた」
−−若ノ鵬はまだ10代で、出世の早さが問題では
理事長「10代の関取は結構多い。それは関係ない」
−−もう一度聞くが、間垣親方の処分は
理事長「理事会に諮らないといけない。想像で言っちゃいけない」
−−会見で若ノ鵬の実名を出した理由は
理事長「未成年でも19歳でも、幕内力士だ。重く受け止めないといけないと考える」



