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「松本サリン事件終わった」妻、澄子さんの死亡で河野義行さんが会見

2008.8.5 21:38
妻、澄子さんの死去を受けて、自宅前で会見する河野義行さん=5日午後、松本市北深志(古厩正樹撮影)妻、澄子さんの死去を受けて、自宅前で会見する河野義行さん=5日午後、松本市北深志(古厩正樹撮影)

 「わが家にとっての松本サリン事件の終わる日というのは、妻が治った日、あるいは死んだ日。ですから松本サリン事件は、これで終わった日になる。そんな位置付けになると思う」。河野義行さんは5日午後、長野県松本市の自宅前で報道陣の取材に応じ、妻、澄子さんの死去にふれて、こう語った。

 澄子さんの14年間の闘病生活を振り返っては、「やっぱり生きる意義を感じていたと思う。それは、自分がいつも妻に『あんたは寝ているだけと思っているかもしれないけれど、実は家族や私を支えているのは、あんたなんだよ』と言っていたので、彼女の中では、生きる意義があって、命のギリギリまで燃やし続けてくれた」と話した。

 松本サリン事件の実行犯らに対しては、「以前と変わらない。憎んだりする思いは今でも持っていない」と述べた。

 また、事件前の澄子さんの人柄を聞かれた河野さんは、「格安商品が大好き。スーパーで肉が安いと3キロ、4キロと買ってくる。子供にはやさしくて、おやつは妻がほとんど作って子供に食べさせていた」と家庭でのエピソードを紹介した。子供3人が小学生だったときに毎年行っていた家族のキャンプ旅行が、鮮明に覚えている澄子さんとの楽しい思い出。心に残っている言葉。それは、「パパー」と自分を呼んでいた澄子さんの声だという。

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河野義行さんの妻、澄子さんが死去。自宅前で会見する河野義行さん=5日午後、松本市北深志(古厩正樹撮影)
妻、澄子さんの死去を受けて、自宅前で会見する河野義行さん=5日午後、松本市北深志(古厩正樹撮影)
澄子さんが死去し、自宅前で会見する河野義行さん=5日午後、松本市北深志(古厩正樹撮影)
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